小児歯科|和歌山市新在家の歯医者・歯科|とくつファミリー歯科クリニック

とくつファミリー歯科クリニック

小児歯科|和歌山市新在家の歯医者・歯科|とくつファミリー歯科クリニック

とくつファミリー歯科クリニック
ご予約・お問い合わせ 073-472-1322

〒640-8345 和歌山県和歌山市新在家163-9

小児歯科

お子さんのための歯科治療

幼い頃に予防や歯磨きをしなかったせいで虫歯になってしまうことは、よくあります。虫歯がひどく悪化してから治療を受けることも少なくありません。そして、痛い思いをしたり歯科医師に叱られたりという経験をすると歯科嫌いになり、予防や治療を先送りするようになるのです。

当院では、お子さんと歯科医師との信頼関係こそが大切だと考えております。その上で、予防処置をすることはもちろん、顎の発達や噛み合わせ、永久歯の状態も見守っていきます。お子さんのお役に立つことが、当院の願いです。

治療に慣れるよう、1段ずつステップアップ

お子さんの治療では、一気に進めず、少しずつ慣れてもらえるようにします。最初は器具をお口に入れてみることから始め、階段を1段ずつ登るようにして「できること」を増やしていきます。慣れてきたことを確認してから、予防処置や治療を始める方針です。

信頼関係を築くためのお願い

ウソをつくと信じてもらえなくなります

「お買い物に行こう」とウソをついて当院へ連れてくるのはおやめください。「見せるだけ」「何もしないよ」といったことも、お子さんの認識とズレが生じてウソになってしまうので、言わないようにしましょう。ウソが繰り返されることでお子さんも見抜けるようになり、信頼関係が築けないまま受診を嫌がるようになります。

治療について脅かさないでください

親御さんにも、これまでの歯科治療で痛かった思い出があるかもしれません。しかし、それをお子さんに伝えるのは避けてください。お子さまが悪い先入観を持ってしまいます。実際の治療を経験する前から怖がるようになれば、治療するのが困難です。また、「言うことをきかないと注射してもらう」と、治療を罰のように使うのもやめましょう。歯科医院に行くことは、お子さんにさりげなく伝えるようお願いします。

受診前に気を付けてほしいポイント

お子さんはトイレが近いので、受診前に済ませるのがおすすめです。歯磨きも済ませておきましょう。満腹だとお子さんが眠くなってしまってしまい、治療ができなくなるおそれがあります。お気を付けください。服装は、汚れてもかまわない服でお願いします。

しっかりと褒めてあげてください

治療が終わったら、力いっぱいお子さんを褒めましょう。ご家庭での歯磨きの後も、きちんと褒めることが次の日も歯磨きをする意欲につながります。

歯は、このようにして生えます

歯が生え始めてから生え替わるまでの各段階をご紹介します。予防や歯のトラブルの早期発見にお役立てください。

生後6~7ヶ月頃

乳歯は、最初に下の前歯が生えます。生えてくるタイミングは、大きく個人差があります。まだ生えて来なくても、焦らずにじっくりと待ちましょう。

1歳半頃

乳歯のうち、奥歯が生え始めます。これまでは上下の前歯だけで食事をしてきましたが、奥歯が生えたことでしっかりと噛み砕いて食べられるようになります。

お手入れのコツ

一方的に歯を磨こうとすると嫌がられるので、お子さん本人に歯ブラシを持たせ、自分のペースで歯磨きをさせてあげましょう。その後、親御さんが仕上げ磨きをします。この時期は歯茎に歯ブラシが当たると痛いので、歯だけをそっと磨いてください。
※お子さんに歯ブラシを持たせたら、目を離さないようにお願いします。喉を突いてしまうおそれがあるからです。

2歳頃

乳歯のうち、犬歯が生えます。前歯で噛み切る力も強くなります。

お手入れのコツ

仕上げ磨きを嫌がる場合は、力強くゴシゴシとせず、会話をしたり歌ったりしながら磨いてみましょう。

3歳頃

3歳頃までに、20本の乳歯がすべて生え揃います。

お手入れのコツ

歯磨きの大切さを、お子さんに教えてあげてください。お子さんが自ら歯磨きできるようになることを目指しましょう。

6歳頃

乳歯から永久歯への生え替わりが始まります。だいたい6~12歳にかけて、顎や身体の成長とともに生え替わっていきます。

お手入れのコツ

生えたばかりの6歳臼歯は、特に磨きにくく汚れがたまりがちです。しっかり磨けるよう、親御さんが手伝ってあげてください。

【歯の健康知識1】お子さんのための歯磨き方法を知ろう!

赤ちゃんは生後4~6ヶ月頃から色々な物をお口に入れるようになり、そのうちスプーンが握れるようになります。スプーンが持てたら、歯ブラシも持たせてみましょう。赤ちゃんが歯ブラシを手にしている間は、けっして目を離さないでください。楽しんでお子さんと歯磨きするようにしましょう。

虫歯になりやすい、6歳臼歯

6歳臼歯は、永久歯のなかでも最初に生える歯です。歯茎から出始めてから十分な高さになるまで、1年以上の時間がかかります。出始めた頃は乳歯よりも低くくぼんでいるため、磨き残しがちで、虫歯になりやすい状態と言えます。また、乳歯と永久歯との間も、虫歯になりやすい箇所です。
当院では、磨き残しがたまりやすい溝を埋める、シーラントを行っています。併せてフッ素塗布もすることで、虫歯予防につながります。

歯ブラシに加えデンタルフロスでもお掃除

一般的に、お子さんたちはお菓子もジュースも大好きです。食べる回数も多いため、だ液分泌による自浄作用が十分には働きません。また、歯と歯との間まで清潔にするには、歯ブラシだけでは困難です。そういった箇所は、デンタルフロスで汚れを取り除くことをおすすめします。当院では、歯磨き後にデンタルフロスを活用するコツについてご紹介しています。

【歯の健康知識2】ご家庭でも虫歯対策をしっかりと

生後6ヶ月から3歳までは、虫歯菌にとても感染しやすい時期です。いったん感染してしまったら、原則として虫歯菌がいなくなることはありません。
感染を防ぐには、周りの年長者たちが自身の口内から虫歯菌を減らし、移す行為もしないよう気を付けることが重要です。口移しをしたり同じお箸を使ったりすることは避けましょう。

親御さんが仕上げ磨きをしてあげましょう

小学校に上がっても、しっかりと歯磨きができるお子さんは少数です。そのため、小学校3~4年生までは親御さんが仕上げ磨きをすることをおすすめします。磨いた後でも水やお茶は飲ませてかまいませんが、ジュースやデザートなどは与えないようにしましょう。

仕上げ磨きはここに注意

虫歯になりがちな奥歯と前歯は、重点的に磨きましょう。奥歯を先に磨いてから、次に前歯を磨きます。歯ブラシは歯に対して直角に当て、細かく振動させるようにして磨いてください。その際、歯ブラシの先が歯茎に触れないようにすると、痛みに邪魔されることなく、歯を磨きやすくなります。
奥歯のくぼみは汚れがたまりやすいため、手前に磨き落とします。上の前歯を磨く際は、唇と歯茎をつなぐ筋をひとさし指で押さえて、そっと磨くと良いでしょう。それから、奥歯の側面です。お口を大きくは開けず小さく開けるようにすると、頬がゆるみ、歯ブラシが届きやすくなります。

磨きづらい歯こそ、しっかりと

乳歯は全部で20本です。そのなかでも奥歯のくぼみは汚れがたまりやすいせいで、虫歯になりやすい箇所です。意識的によく磨いてください。

虫歯予防に役立つ様々な方法

虫歯になりやすいかどうかは、甘い物を食べる量よりも回数が問題となります。お子さんに与える場合は、なるべく少ない回数を決めて、それ以上は食べさせないようにしてください。ご家庭での虫歯予防には、フッ素が含まれているケア用品が役立ちます。歯磨き粉などたくさんの種類がありますので、チェックしてみましょう。ほかにも、甘味料がキシリトール100%のガム、タブレットなどもおすすめです。

【歯の健康知識3】予防はお腹のベビーもママもご一緒に

妊娠中はホルモンバランスや体質が変化するため、妊娠前よりも虫歯・歯周病になりやすくなります。そのため、予防することが重要です。

妊娠によるお口の変化

つわりで吐き気がすると歯磨きが難しくなり、お口の中が酸性に傾きます。磨けない状況が続けば、虫歯が発生し、進行してしまいかねません。また、女性ホルモンが増えることで、妊娠性歯肉炎になりやすくなります。だ液の性質も変わるため、お口の中がネバネバして気持ち悪く感じることでしょう。このネバネバは細菌がいるということであり、その活動も活発化している状態です。

妊娠中こそ歯科検診を受けてください

歯周病が進行している女性は、妊娠中・出産時にトラブルのリスクが高まるという説があります。また、診察していると、お母さんに虫歯が多い場合、お子さんも幼いうちから虫歯になる傾向が見られます。
出産後は、赤ちゃんのお世話をしたり生活スタイルが変わったりすることで、通院が難しくなるかもしれません。妊娠中の方は、つわりが治まったタイミングで歯科検診を受けましょう。加えて、出産後も時間を見つけてなるべく歯磨きしお口を清潔にすることが、お子さんの歯を守ることにもつながります。

【歯の健康知識4】皆さまの疑問にお答えします!

虫歯は予防することができますか?

虫歯になる原因と予防について知ることで、虫歯の多くを防げるとされています。また、予防方法を身に付けることが大切です。

甘い物を食べたせいで虫歯になるのですか?

甘い物をたくさん食べても、きちんと予防をすれば虫歯リスクを下げることができます。

おすすめの虫歯予防方法は何ですか?

おやつをだらだらと食べないことと、フッ素入りの歯磨き粉や洗口液を活用して毎日丁寧にお口のケアをすることです。

歯科医院には虫歯になった時に行けば良いですか?

虫歯になってからでは遅いと考えます。まだ気づいていない虫歯がないか定期検診を受けるとともに、クリーニングで予防しましょう。フッ素を塗布もおすすめです。

虫歯は遺伝しますか?

遺伝はしません。虫歯は感染病で、生活習慣の影響を受けます。生活習慣を見直し、予防方法をお知りください。